読書感想文(七月)

「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」

先月は恋愛小説にみえる青春小説でしたが、今月は恋愛小説です。紛れもない恋愛本です。

「君の膵臓をたべたい」では高校が舞台でしたが、今回の本は大学が舞台です。

読者が成長していくと共に、読む本も変わっていくのが小説のいい所ですね、

さて、あらすじです「京都の美大に通う主人公が一目惚れした女の子。高嶺の花に見えた彼女に意を決して声をかけ、交際にこぎつけた。気配り上手でさびしがりやな彼女には、大きな秘密が隠されていた。」というあらすじです。

この小説の凄いところは誰かが亡くなるわけでもないのに、感動するところです。

切ない終わりではありますが読破後には読んで良かったと思える小説です。

漫画化もされ、実写映画化もされ、最近では朗読劇など開かれ色々なメディアで展開を魅せる作品ではありますが是非、原作小説もお手に取ってみてはどうでしょうか。

あとがき

今回この小説を選んだ理由は、小説の著者の名前からです。

前回同様、今回の実写映画、主題歌back number「ハッピーエンド」も凄くいいので是非お聴ききください。

青いまま枯れてゆくあなたを好きなままで消えてゆく