校長ブログ NO.１３
2022年9月6日
《校長ブログ NO.13》
対話の力を主体的に育む
９月３日（土）に本年度、第２回目となるオープンスクールを開催したところ、多くの方々にご来校いただきました。この場をお借りして厚くお礼申しあげます。
オープンスクールでは、午前と午後に１回ずつ、学校紹介と部活動体験を行います。すべて、ボランティアの生徒や部活動の部員の生徒たちが主体となって進行していきます。もちろん、生徒たちにとっては、初めて出会う方々ばかりです。大勢の人々を目の前にして話すことは、緊張を伴い、大きなプレッシャーにもなります。それでも、当日は全員、元気よく、また堂々と、リーダーシップを発揮することができていました。
後半の部活動体験では、小学生の作業を熱心に手伝っている生徒、考えながらアドバイスしている生徒などがありました。側で見ていて、とても頼もしく感じました。当日までしっかり準備し、練習した成果がしっかりと表れていたと思います。体操競技部では高校生の部員たちも指導に当たってくれました。
新学習指導要領では、「主体的、対話的で深い学び」の視点からの学びの改善が重視されています。このことは教科学習のみならず、特別活動にも当てはまります。オープンスクールは、対話の力を育むうえで、すぐれた練習の機会となっているといえるでしょう。相手の反応をよく観察し、どう伝えたよいかについて考え、応答の仕方をその場で工夫・改善していく経験は、これからも様々な場面で生きていくのではないでしょうか。
