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校長ブログ NO.15

2022年10月14日

《校長ブログ NO.15》 

 中高生の豊かな交流の機会となりました

 ことしの8月20日と21日、咲くやこの花高等学校3年生の3名が「第12回 牧水・短歌甲子園」に出場しました。予選を勝ち抜いての全国大会出場です。歌人、若山牧水の生誕地である宮崎県の日向市で開催されました。3名が創作した短歌は、著名な審査員の方から高い評価を受け、強豪校が集まる中で、牧水賞と大口玲子賞の二つの賞を獲得しました。

 大会に出場した2名が、"高校生ゲストティーチャー"として、1年生言語分野の分野別学習に来てくれました(10月13日)。20分ほどの授業(講演)でしたが、咲くやこの花中学校、分野別学習での短歌との出会いや短歌の魅力、短歌甲子園での体験談、自分たちの作品の紹介と解説、短歌をつくるにあたってのアドバイス等、ユーモアも交えながら語っていただきました。

 中学生は、先輩方の話に真剣に聴き入り、二人が語る短歌の魅力に引き込まれていく様子が伝わってきました。お話のあと、短歌とともに俳句のこと、高校生活のことなど、中学生からの様々な質問にも一つ一つ、ていねいに答えてくれました。中学生にとって、大変、貴重な経験となりました。

 「好きなこと、やりたいことを全部やってみてください。"好き"をつきつめていくと、きっと応援してくれる人があらわれます。」

 最後に、高校生たちから中学生に、熱いメッセージが送られました。中学1年生にとっては、高校3年生の先輩方が、大きく、頼もしく、まぶしく思えたことでしょう。

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