校長ブログ NO.２２
2023年4月17日
《校長ブログ NO.22》
新学期、各教科の授業が始まっています
授業の様子から、どの学年・学級も、新年度、とてもよいスタートを切ったように感じます。入学、間もない１年生も、写真のようにグループでの話し合いが行われていました（社会科）。教科によって、担当する先生が異なるというシステムに、最初はとまどったようですが、すぐに順応している様子が伝わってきています。
４月１０日の入学式では、中学校、高等学校の１年生に対し、「授業での学びを大切にしてください」という内容で、次のように話しました。
「毎日の授業を通して身につけた知識やスキル、考える力や学び続ける力は、みなさん自身の人生や未来社会を切り拓いていくうえで、必ず生きてくることでしょう。みなさんにとって、一つ一つの授業が貴重な体験の機会だと思います。積極的に、また、主体的に授業に臨み、授業で出された課題にも、ていねいに取り組んでください。」
学校で過ごす時間で、もっとも多い時間は授業です。もちろん、学校では、学校行事や学級活動、給食や清掃活動、部活動等も大切な教育活動です。これらの場と毎日の授業は、よりよい学びを求め、成長につなげていくという点で、豊かにつながっています。体験を言葉にしたり、コミュニケーションを通して学びを深めたりすることなど、授業を土台として、多様な学びの相乗効果が数多く生まれていくことでしょう。授業での学びを軸に、家庭や社会での学び、個人や集団での学びを、より確かなものにしていってほしいと願っています。
