昨日、第76回卒業証書授与式を挙行し、142名の卒業生が本校を巣立っていきました。
今年は例年よりも早い菜種梅雨となりましたが、昨日は天候にも恵まれ快晴のもとで卒業式を行うことができました。そして、卒業生の皆さんの凛とした姿勢や立ち居振る舞いのおかげで、厳かな雰囲気の中にも温もりを感じる大変素晴らしい卒業式となりました。また、式後に卒業生が会場を後にする際には、晴れ晴れとした表情で胸をはって歩く姿や涙ぐみながらゆっくりと歩いて行く姿など、それぞれ思いを馳せながら式に臨んでくれた卒業生の皆さんの姿に触れ、私も胸が熱くなりました。
今日ここから、新たな道のりへと進んで行く卒業生の皆さんへ、昨日の式辞の一文を次に添えて、私からのエールといたします。
卒業おめでとう!
《式辞より》
「自分は何を大事にして生きてきたのか」
「これから何を大事にして生きていくのか」
友だち、家族、信頼、感謝、夢、時間、やりがい・・・
大事にする要素は数限りなく存在しますが、あなたが大事にしようとする要素には正解もなければ不正解もありません。
なぜならそれは、あなた自身の生きることに対する価値観だからです。
「これから何を大事にして生きていくのか」
これから出会うたくさんの人たちとの関わりの中で、自分自身の価値観を築きながら、この先の、あなたが通った「わだち」が、あなた自身の「キャリア」が、あなた自身の人生を力強く支え、あなた自身の生き抜く力となることを、心から願っています。