人権講話を行いました

本日の人権講話は、エクアドル出身のFlor Caravia Santiago先生にお話いただきました。

Flor Caravia Santiago先生から

「見た目は違っても、人としてみる(中身)・人の人格をみることが大切」

「いろいろな人と交わることで(多様性)いいものを学ぶことができる」

と教えてくださいました。

Flor Caravia Santiago先生は、30年日本に住んでおられ、その日本での生活の中での生活のしづらさについて、語ってくださいました。

その中には、見た目が外国人だから電車の座席に座っても、「怖い」「英語で話しかけられたらどうしよう」などがあってか誰も横に座ってくれないので寂しい気持ちになるとおっしゃっていました。また、自分が住みたいと思った場所に簡単には住めなかったり、銀行でクレジットカードが作れなかったりと、外国人であることで感じる差別があると、改めて見つめなおさないといけないと皆さん思ったのではないでしょうか。

今回、Flor Caravia Santiago先生の話を聞くことで外国人の方の気持ちを知ることができたと思いますが、これは普段の生活の中でも同じことが言えるのではないでしょうか?家族との関係や友達との関係等でも今日の学びを生かしていってほしいと思います。

本時の人権講話、本当に学びの多い時間でしたね。Flor Caravia Santiago先生にありがとうございました。

最後は、質問コーナーとなりました。Flor Caravia Santiago先生が何でも気軽に聞いていいよと言うと今まで静かだった生徒たちが「日本で行きたいところは?」、「日本の好きな食べ物は?」など質問をし、先生との距離を一気に縮めていました。今日も「さすが鶴商生」でした!!