英語科
1.英語科の目標
英語を日常生活に取り入れることで、効果的なコミュニケーション能力を身につけ、世界標準の教材(英語のみで作成され、日本以外の国々で使用されている教材)で学ぶことで、異文化理解を深め、多様性を尊重する姿勢を育てます。また、グローバルな視野と探究的アプローチで問題解決に取り組む能力と英語力の育成をめざします。
2.英語科の特色
文系大学・学部への進学により適した教育課程を編成しています。また、1年生から世界標準の教材を用い、NET(英語ネイティブ講師2名)とのオールイングリッシュでのティームティーチングによる少人数制授業を展開することで、グローバルな視点での興味・関心を高め、探究的考察力を養う環境も整えています。生徒自身が、身近な事柄から地域や国際社会の課題へとテーマを広げ、リサーチを進め、英語でのプレゼンテーションによって仲間と共有する過程で、主体的に視野を広げることを促進しています。
3.英語科の特色ある授業(R7年度入学生学校設定科目)
コミュニケーション・時事問題研究・異文化間理解、英語科行事(サマーセミナー、英語科講演会)等の多面的・多角的な学習機会のもとで、英語による深い学びが実現できる教育体制を整えています。
(1)オールイングリッシュでNETとのティームティーイングの授業
ペアワーク、グループワーク、ディスカッション、スピーチ、エッセイ、プレゼンテーション、多読・多聴、ビブリオバトルなどの活動を通して、英語で考え、伝える力の向上をめざします。
【全学年】コミュニケーション(2単位)
英語での実践的なオーラルコミュニケーションに特化した科目です。自分自身や異なった文化の日常生活を英語で伝えるスキルを学ぶための活動を多く取り入れ、英語のみで意思の疎通を図るアクティブラーニングを目標とします。
【第2学年】英語時事問題研究(選択2単位)
コミュニケーションの授業で培った力を基礎とし、英語で多角的に時事問題について考え、発信できる能力の育成をめざします。
【第3学年】異文化間コミュニケーション(選択3単位)
世界の歴史的・文化的なトピックについて学習し、内容から発した自らの興味に沿ったリサーチとプレゼンテーションを通して、多角的・批判的思考能力と現代の異文化間コミュニケーション力向上をめざします。
(2)さらに英語力を高めるため科目
【第3学年】英語原書講読(選択2単位)
「読むこと」と「聞くこと」を主軸として授業を展開し、テーマについて「書くこと」や「話すこと」にも取り組みます。多読・多聴を通じて速読力を養い、精読を通じ正確な読解力を身に着けます。
【第3学年】英語演習A(3単位)・B(選択2単位)
設問を解くために必要な語彙、文法・語法・構文理解、長文読解などの力に加え、制限時間内に解答する速度の向上もめざします。
4.英語科の特色ある行事
【第1学年】サマーセミナー(総合英語I内1単位)
夏休み中の2泊3日を京都のホテルに宿泊し、English Onlyの空間で過ごします。NETs, JTEsとともに、日常生活の英語から日本文化を学び伝える英語まで体験します。
【全学年】英語科講演会
2022年度 ・「英語落語」
英語落語家ダイアン吉日さん
2023年度 ・「English Speech & Voice Training by a Pro-narrator」
NHK国際放送局英語ナレーターアレックス M 林教授
・「How to Learn Language to Become a Pilot」
ANA国際線機長田中純一郎キャプテン
2024年度 ・「Building Confidence in Public Speaking」
甲南大学ブレント ジョーンズ教授
・「伝わる発話:5つのエレメントI:II」
NHK国際放送局英語ナレーター アレックス M 林教授
5.その他
・LETS 合同発表会/インターナショナル・フェスティバル参加
・実用英語技能検定習得のための補習や世界標準のオンラインでの英語力テストを取り入れ、養った実力は国際交流や海外研修旅行などで発揮できます。