MIRA-GE in Tokyo@東京都立日比谷高等学校
6月8日(日)東京都立日比谷高等学校にて『大阪・関西万博2025 関連企画 未来共創型の多世代ワークショップ 第10回 MIRA-GE』が開催されました。
本校からは2年生3名が参加しました。
このワークショップは一般社団法人エッジソン・マネジメント協会の企画で全国の高校生が集い、ワークショップを通して未来と現実に橋をかけるために議論を交わす企画です。
今回のワークショップには東京、長崎、大阪の公立高校の生徒だけでなく、大学教授、経済産業省の職員、教員などの社会人、大学生も加わり熱い議論が交わされました。
今回は企業の方から将来の技術についての話を聞き、「社会」は今後どうなっていくのかを議論しました。
以下参加した生徒の感想です。(原文)
今回のプロジェクトに参加して私は、改めて国の文化を認めて多様な社会を作ることは難しいと思いました。現代ではグローバル化が進んできてより多様性を認めることが求められていると思います。ですが、宗教などの関係でどうしても理解し難いことがあったり、考え方の違いで起こる対立なども考えられます。例えば、今でも国際間の紛争が絶えないのは宗教が原因だと思います。確かに意見が違う相手とは対立しやすいと思います。そこで、宗教の違いをどのように受け入れていくかということが大事になってくるのかなあと思いました。 |
自分はこのプロジェクトをとおして感じたことは地域が違うだけでも話し方や習慣も違い、その違いを共有して楽しむことができました!私たちの班では困っている人と共創する社会を掲げてグループワークに取り組みました。育児・介護・障がいを持っている方、その家族に対しての支援をする必要があるそれと同時に支援される側の自立も必要不可欠だという課題が出てきました。そして、このように困っている方と自分は違うと切り離すのではなく、認め合う必要がありそれぞれの常識などが認め合うということを邪魔しておるのではないかと思いました。これらのことから同じクラス、学年、地域に住んでいる人どうしではなく違う地域、学年、育った環境など自分とは経験してきたことが異なる人どうしでの交流する場がもっと増えればいいなあと思いました。そしてミラッジのような取り組みがもっと増えればいいなと感じました。この1日で内容の濃い、充実した1日を過ごせました。この学びを今後の学校生活に活用していきます! |
私はこのプロジェクトに参加して、本当の多様性について考えることができました。多様性を認めようと叫ばれる世の中で、多様性という言葉があり、それを認めようとすることは本当の多様性ではないことの証明なのではないかと言う考えを聞いて本当にその通りだと思いました。多様性の社会において重要であることは多様性に対して無関心であることだと強く感じたし、今の社会を見るとそれを実現するのは難しいんだろうなぁとも思いました。それを実現するときの壁となるのは倫理観だけどもしかしたら未来には1種の性格のように個人個人が持っているなっているかもしれません。スーパー多様性の社会で1000年後の人々が知って「おもしろい」と思うような歴史創れたらいいなと思います。 |
次回は8月3日(日)~6日(水)3泊4日で長崎の出島に25の都道府県から公立高校の生徒が集まり、これからの「社会」について議論を交わします。