日本史B 授業報告(南高校3年)
5/15 (月), 昨年同様, 南高校3年生の日本史Bの授業において, 「江戸期に根ざす日本の食文化について - 関西・関東のだし文化を探る-」と題し, どん兵衛の西日本版と東日本版を食べ比べるという実習授業を行い
江戸時代, 最も隆盛を迎えた頃の江戸の人口は100万人規模だったといわれ ており, 当時, 同規模の都市は世界でもロンドン, パリといった産業革命真っ只中の大都市と肩を並べるほどだったと いわれています。
そんな江戸を支えた食料・ 物資は日本全国をつなぐ水運に支えられていました。
その水運ルートと運搬された商品が, 現代の食文化にも息づいていることを体感してもらうことが授業の 大きな目的です。
カップ麺の食べ比べは生徒にとって非日常だったようで, 本当にみんなが楽しんで実習に臨んでいる姿が印象的でした。
「河村瑞賢」, 「西廻り航路」, 「北前船」 といった日本史キーワードの記憶と共に楽しんでもらえたのなら幸 いです。