第6回中高生情報学研究コンテスト 全国大会出場決定報告
「第6回中高生情報学研究コンテスト」に応募した作品の全国大会出場が決定いたしました。
以下の2作品が全国大会出場となります。
- 4004:公式・グラフ・動きを同時に表示して力学の理解を手助けするアプリの制作と検証
- 4006:幼い子どもが簡単に乗り物の利用の仕方を勉強できるアプリの提案と検証
全国大会出場に至るまで、以下の通りの取り組みを行ってきました。
理数情報コースにおける情報コンテンツの授業で「役立つ」アプリを1学期、夏期講座を通して作成してきました。
3チームに分かれ、それぞれのチームが「役立つ」と思うアプリを作成しました。
2学期は、アプリを作って終了ではなく、実際に「役立つ」のか?をテーマに検証することに取り組みました。
文化祭では、展示教室前にポスターを掲示し、保護者などの来校していただいた様々な方々に体験していただきました。
授業では、2年生のあるクラスに協力してもらい、情報コンテンツを受講していない生徒たちにアプリを体験してもらい、アンケートに回答してもらいました。
生徒同士の会話では、「一から全部自分で作ったん?すごすぎやろ!?」と驚いたコメントが出る場面もあり、制作した生徒たちが嬉しそうに紹介する場面もありました。
このような検証をしっかりと記録し、伝えるために「第6回中高生情報学研究コンテスト」に参加することといたしました。
ポスターにまとめる経験が初めての生徒たちは、何を書くべきかとても悩み、担当教員からなかなか合格をもらえず、とても苦労していました。
しかし、何度も自分の作品と向き合うことで、どのような目的で、何を伝えたかったのかがはっきりとし、「考える力」、「伝える力」の成長に繋がりました。
全国大会に出場できるチームもできないチームもありますが、どのチームも全力でアプリを制作し、本当に「役立つ」のか?を検証するために考え、実践してきました。
次のステップに向けて、これからも様々な取り組みを実施していきたいと考えております。
中高生情報学研究コンテストのリンクから、応募したポスターと紹介動画を見ることができます。
https://onsite.gakkai-web.net/ipsj/poster/#B4001
▼文化祭で掲載したポスター
▼2年生のクラスに協力してもらい体験とアンケートを実施する様子