2年生が「ごみアートコンテスト」で優秀賞を受賞
2024年5月3日=「ご(5)み(3)」の日に、
咲洲で行われた「ごみ祭り」に参加してきました。
2025年の大阪万博に向け、環境への意識を高め、創造の楽しさを共に感じよう!
ごみから、「祭り」や「いのち」をテーマにした作品を作ってみよう!
というのが、ごみ祭りの「ごみアートコンテスト」です。
会場に集められたごみの中から、自由に選び、協力して作品を作っていきます。
身長の半分を超えるドラム缶や、20mほどはある長いシール(?)状のシートなど、
普段はなかなか触れない大きな素材を前に、約2時間、制作に没頭しました。
できあがった作品には「夢咲人魚(ゆめさきにんぎょ)」と名付けました。
これは、ごみ祭りの会場である「咲洲(さきしま)」の「咲」と、
そのとなりにある万博予定地の「夢洲(ゆめしま)」の「夢」から、文字をとり、
綺麗に見える海の中でも、海洋汚染が広がっており、それらを見て見ぬふりをしてはいけないという気持ちと、それぞれの「夢」を叶えることのできる環境を作っていきたいという思いがこめられています。
カプセルの中には、それぞれの夢も書かれています。
公開審査にも参加し、自分たちの作品をプレゼンしました。
結果は、「優秀賞」!
参加者9人がやりたいことを相談しながら協力し、
環境や夢への、自分たちなりの気持ちが周りの人に届いた結果だとすれば、
作った物が誰かに伝わるほど嬉しいことはないですね。
その後、伊藤園協賛のお茶室で、お茶と和菓子をいただきました。
丁寧にお茶を出していただき、初めは緊張していましたが、
この茶室も「ごみ」から作られていて、そういった作り手側の気持ちにも触れ、
たいへん勉強になりました。
「ごみ」って果たして、ごみなのかな?
当たり前の認識が変わり、作ることの楽しさに触れ合えた良い日でした。