遊んで学ぶ「エデュテイメント」体験授業(2年教育入門)
「エデュテイメント」という言葉を知っていますか。エデュケーション(教育)とエンターテイメント(娯楽)を組み合わせた言葉です。
「教育の中に遊びの要素を入れる」という方法は昔から存在していましたが、「遊びの中で学ぶ」という考え方を学校教育に取り入れる試みが近年注目されています。
2年生教職教育コースの授業「教育入門」で、エデュテイメントの一つである「桃太郎電鉄 教育版」を体験しました。
「教育版」では各地のランドマークを調べる機能があったり、ケンカを避けるために「キングボンビー」がいなかったり、と言った違いはありますが、基本的には市販のゲームと同じ内容で楽しむことができます。
2時間目は先生の立場になり「桃太郎電鉄を授業に導入するならどの教科でどのように活用するか」というテーマでグループワークを行いました。社会科での活用はもちろん、算数(割り合いの計算)、国語(地名を使った漢字の学習)から、家庭科(郷土料理を作る)といったアイデアが提案されました。
このようにエデュテイメントを積極的に取り入れることで、生徒の好奇心を刺激し、主体的な学びへとつながります。これからも様々な角度から生徒の興味関心をくすぐる取り組みを進めていきたいと思います。