もう駄目だか、まだ駄目だか
3学期がスタートし、元気で明るい生徒のみんなの声が、学校に帰ってきました。お正月期間に大きな事故や事件に巻き込まれたとの報告は受けなかったのですが、みんなの記憶にも新しい昨年の元日に起きた能登半島地震で、被災された方々は、1年が経過した今もまだまだ復興の道は険しいと報道で聞きながら、普通のことが普通であることのありがたさを今一度、感じた時間でもありました。
さて、3学期は3年生にとっていよいよ進路実現の学期であることは言うまでもなく、1,2年生にとっても進級という大きな節目の学期でもありますね。始業式でも話しましたが、みんなには一流の生徒になってもらいたいといつも思っています。一流と二流、どんな場面でも、どんな状況でも気持ちの持ち方一つで、はっきりと別れてしまうのではないでしょうか。苦しいこと、辛いことに直面したときに、「もう駄目だ」と思うのか、「いや、まだ駄目だ」と思うのか。若いときに流さなかった汗は、年老いたときに悲しみの涙になって流れてしまうと。
もう少しです。自分に強く、弱気になる自分に打ち勝って、3学期を乗り切って欲しいと思います。
頑張れ、桜和生!春はすぐそこに来ています。