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公共で「パレスチナ紛争」をテーマにしたディスカッションを行いました。 - 大阪府立桜和高等学校

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公共で「パレスチナ紛争」をテーマにしたディスカッションを行いました。

1年生の公共の授業では、3学期に約3時間の準備期間をかけてパレスチナ紛争について学びました。

各クラスの生徒を「国連」「パレスチナ」「イスラエル」の3つの立場に分け、それぞれが専門的な内容を調べた後、全員でパレスチナ紛争を終わらせるための解決策を議論する活動を行いました。

この企画の狙いは、議論が平行線をたどり、時間内に結論が出ない状態を通じて、現在のパレスチナ紛争の難しさを模擬的に体験してもらうことでした。

実際、生徒たちの議論は果てしなく続き、白熱した意見交換が行われた結果、想定どおり時間内に結論を出すことはできませんでした。

来週以降は、この議論を振り返り、それぞれの立場を入れ替えて冷静に考え直す時間を設ける予定です。また、情報バイアスについても触れ、議論の背景にある複雑な要因を学ぶ機会としたいと考えています。

生徒からは「この授業を受けたことで、ニュース報道が理解しやすくなった」という声も聞かれ、授業の手応えを感じています。社会に出る一員として、ニュースをより深く理解し、国際政治に興味を持つきっかけになれば嬉しい限りです。

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