令和6年度『3年生を囲む会』が行われました🌸
3月14日(金)の修了式・HR後、卒業した一期生を迎えて、『3年生を囲む会』が行われました。
入試を終え、それぞれの進路を決定した3年生が、
進路選択での迷いや志望校を決めるきっかけ、勉強の方法、入試のこと...などなどを、2年生に向け語ってもらいました。
苦手な教科の勉強方法は?という質問には
「基礎の参考書を何回もしてから、その参考書の中で、自分が分からない部分はない!というところまでやり切って、共通テストの演習に入りました。」という先輩。
一般入試とAO入試で迷う中、英検を取得したことによって、大学入試で選べる方法が増えたという先輩。
定期テストや日頃の授業を全力で取り組んだことに助けられたという先輩。
部活動を8月まで続け、夏休み明けから全力で入試に挑んだ先輩。
たくさんのエピソードが語られました。
また、桜和高校には「桜進会」という、進路に関する情報交換グループがあり、設立に関わった先輩も登壇し、自分が大切にしていたことをたくさん話してくれました。
印象的だった言葉は、
『自分の将来の夢を「行きたい大学」にするのではなく「どんな自分になりたいか?」を思い描くこと。
「なりたい自分」を描いておけば、たとえ入試で叶わぬ結果となっても次の一歩が踏み出しやすい。』
日々の努力に加え、後悔することなく受験をやり切ったから出てくるその言葉。ゆるがない将来へのまっすぐな眼差しを感じました。
その後は、「国公立文系」「私学文系」「理系」「看護系」...などに分かれて分科会を実施しました。
来たる進路選択に向けて、話を真剣に聴く2年生と、入試を終え、それぞれの経験を、愛情ある言葉で語る3年生。
3年前、桜和高校に入学してきた一期生たちは、体育祭や文化祭などで後輩を引っ張ってくれましたが、こうして次の学年に「進路選択の経験」というバトンを渡してくれる姿、とても頼もしく思います。
2年生は、自らの進路選択の時期が迫ってきます。
「不安」は行動しなければ大きくなるばかりですが、一歩「行動」することで、必ずエネルギーに変わります。春休み、今からできることにチャレンジしてみましょう!
卒業生の中には、進学する生徒の他に、社会人としてスタートを切る生徒もいます。
新しい場所で「なりたい自分」に向かって成長を続ける3年生の姿を励みに、
新年度へ向けて、生徒・教職員一同、がんばっていきます!🌸