校長のホッとひといき~始まり~
対面式や趣向を凝らした部活動紹介も終わり、いよいよ本格的な授業がスタートします。
昨日、1年生の教育探究の授業で全員を多目的室で集めて授業開きをするということだったので、参加しました。
授業はプロジェクターに投影された画面を見ながら進みます。初めに担当の先生から、「入学式でも校長先生が言ってたよね~」と、「VUCAの時代」という文字がスクリーンに投影されました。その時初めて、そうか、生徒たちには式辞を聴いた時には「ブーカの時代」とカタカナでイメージしただろうな...、と自分の表現不足を痛感しました。ただ、「なんて読むかわかる?」という問いを先生が発してくれたこと、さらに挙手して元気よく正答してくれた生徒がいたことに救われました。
授業の後半では「ラテラルシンキング」のお話となりました。ラテラルシンキングとは、固定観念や既成概念にとらわれず、様々な視点で物事をとらえて考えや判断を広げる思考法での考え方です。今回、VUCAの一件を通じ、まさに実体験としてラテラルシンキングの重要性が身に染みた時間となりました。
感動したことに、今回の授業では、先生の問いかけに、勇気をもって挙手してくれる生徒が何人もいました。とても素敵な行動です。慣れてきたらみなさんも、ぜひ先生に見えるように手を伸ばして挙げてみてくださいね。