講義「小学校英語について」3年国際文化コース
本校では3年生になると各コースにおいて専門的な学びを深めるための実習を実施しています。
令和7年度も国際文化コースでは、自分たちで立案し、練習を重ねた英語活動授業を、近隣の小学校で実習させていただく予定となっています。
そこで、4月22日(火)と24日(木)の二日にわたり、大阪市総合教育センターより指導主事をお招きし、実習の心構えと小学校英語教育についてご講演をいただきました。
ご講演は生徒参加型のワークショップ形式で行っていただきました。
まずは自己紹介を通して「高校生同士で話すときと小学生に向けて話す時はどんな違いに気を付けるべきか」について身をもって実感し、気づきを発表しました。
次は、英語学習歴が浅い小学生の気持ちや目線に立ち戻るために、フランス語の歌を歌う活動を通して、どのようにすれば効果的に児童に英語学習の支援をしていけるのかについて話し合いました。
様々な活動を取り入れていただきながら、最後は実習で大切なことを教えていただき、みんなが真剣にメモをとっている姿がとても印象的でした。
今回のご講演を聞く前は、小学校教育体験実習に対して不安を感じている生徒もいましたが、ワークショップで自ら小学生の気持ちを体感し、また実習のヒントをいただけたことで、不安な気持ちが楽しみな気持ちに変化したようです。
その後、実際の英語活動のトピックやアクティビティーのブレインストーミングでは、小学生が興味ありそうなことを活発に話し合い、多くの意見が交換され、6月末の実習に向けてモチベーションが高まった様子です。
お忙しい中、去年に引き続きご協力いただきました大阪市総合教育センター様、ありがとうございました。