校長のホッとひといき~聴く力~
昨日は2年生学校別進路説明会が天満橋にあるOMMビルにて、1年生対象のスクールカウンセラー講演会が多目的室にて行われました。
2年生の進路説明会には、多くの関係のみなさまにお越しいただき、ありがとうございます。おかげさまで、各ブースでは生徒たちが関心のある進学先から熱心に話を聴いていました。のちほど、お越しいただいた大学の方にお話を伺うと、「事前にオープンスクールに参加いただいた後で出てきた質問を、メモして参加していただいている生徒さんもいました」「将来のビジョンを熱く語ってくれた生徒さんがいました」とのことです。2年生の1学期にも関わらず、比較的早い段階で具体的に考えている生徒もいてホッとしました。
1年生の講演会は、本校でお世話になっている臨床心理士の方から、「気持ちの上手な伝え方~自分の「トリセツ」を作ってみよう」というタイトルで、生徒参加型の講演でした。特に印象に残ったのは、「メラビアンの法則」です。情報伝達は言語は全体の約7%に対し、視覚は55%、聴覚は38%影響があるとのことでした。だからこそ、何事においてもただ聞いてるだけの人と、「最後まで」聴いている人とでは大きな差が生まれるのでしょう。
本校では「対話」を重視して教育活動を進めています。実は、対話で最も重要なのは話すこと以上に「傾聴」することです。今日からぜひ「最後まで」聴くことを心がけてみてくださいね。