校長のホッとひといき~泣いてまうやろ~
今朝ある先生から、本校の中核科目である「教育探究」の中でのこんなエピソードをお伺いしました。
1年生の教育探究で「理想の学校を考える」というテーマでグループワークをする場面があった。その中で、あるグループがこのテーマについては話す必要がないと言っていた。どういうことかとさらに話を聞くと、「自分たちは桜和が理想の学校だと思って入学した。自分たちがやりたいと思っていることも既にやっている。だから話す必要がない。」と。
この段階でジーンとしてしまいました。それでも話は続きます。
その発言に対し、ティームティーチング(2人以上の教員がチームを組んで協力し、授業全体を共同で行う指導方法)で入っていた先生が「理想の学校に必要なものって、見えるものだけではないよ」とアシスト。その意見に生徒たちは納得し、そこから「みんなが仲のいい学校」などなど、アイディア出しがはじまったそうです。
いやいや、なんという対話の深まり、そして先生のファシリテーション!そしてこのエピソードを伝えてくれた先生...もう、感動で泣いてまうやろ!とひとりつっこみをした週末の朝でした。
ちなみに今日は2年生が「教育探究」に取り組んでいました。教材を活用したメディアリテラシーに関する内容です。インターネット上の情報が錯綜する今日、社会でもニーズの高い学びです。