3年国際文化コース 英語教育体験実習1回目 実施!!
本校3年生国際文化コースでは、Teaching Skills という授業で、"人により分かりやすく「教える」「伝える」にはどうしたらいいか?"をテーマに、日々様々な取り組みを行っています。その中でも生徒たちの心に大きな影響をもたらす取り組みが「教育体験実習」です。
今年も近隣の堀川小学校と扇町小学校のご協力のもと、4年生と6年生でそれぞれ実習をさせていただけることになりました。
1.オーディエンス分析
5月に実際の小学校での英語の授業を見学させていただき、英語の授業のイメージを膨らませます。小学生の興味のあるものは?もうすでに、どれくらいの英語の知識や力があるのだろう?どんな活動なら楽しく学んでくれるだろう?
グループでたくさん話し合いを持ち、活動目標と言語目標を定めます。
2.指導案作成
決定した目標を達成するために、工夫を凝らしたゲームやロールプレイを計画します。
3.ハンドアウト、カード、スライドなどの教材準備
どれくらいの字の大きさや、色や、バラエティーが適切な教材なのだろうか?
どのように、その教材を提示すると効果があがるのだろうか?
担当教員からフィードバックをもらい、何度も何度も改善を重ねます。
4.マイクロティーチング
練習を繰り返し、実習直前の授業で、お互いを小学生と見立てて、最終リハーサルのマイクロティーチングを行いました。声の大きさは?目線やジェスチャー、班での協力体制は?
うまくいったところ、改善するべきところ。修正や追加を重ねいざ本番へ!!
5.教育体験実習
6月24日(火)と6月26日(木)に堀川小学校と扇町小学校で教育体験実習をさせていただきました。実際の小学生を前に最初は緊張した様子でしたが、小学生の元気いっぱいな姿に、高校生もパワーをもらったようで、思い切って授業をすることができました。
帰校後のリフレクションタイムには、満足そうにうまくいった点を報告する姿や、時間配分や機械トラブルなど、悔しかった点を報告する姿がありました。
このように本校では探究を重ね、「人に伝えるスキルの向上」をサポートしていきます。
貴重なお時間をいただきました小学校の生徒の皆さんや先生方、本当にありがとうございました。11月の第2回もどうぞよろしくお願いいたします。