大阪・関西万博 世界遊び・学びサミットに参加しました
8月8日(金)、9日(土) 大阪・関西万博会場で行われた「世界遊び・学びサミット」というイベントに有志の1,2年生17名が参加しました。
8日(金)参加生徒
9日(土)参加生徒
「世界遊び・学びサミット」とは、クラゲ館プロデューサの中島さち子さんが手がけるイベントです。
5日間かけて様々な団体が国や立場・世代を超えて未来の遊びや学びについて多角的に語り表現しました。
プログラムの一つである「未来の地球学校」では、教育に関心のある人たちが国内外から集まり、8つのテーマに分かれてワークショップや展示、トークセッションなどが開催されました。
桜和生が参加したSTEAMチームでは、万博のシンボルである「大屋根リング」「パビリオン」「ミャクミャク」を制作し、「つくる楽しさ」を体感するワークショップを実施しました。
生徒たちは「あなたも建築家」ワークショップで来場者がパビリオンを制作するお手伝いを行いました。
万博会場にある実際のパビリオンを模倣したり、会場を訪れたインスピレーションをもとにオリジナルのパビリオンを制作したり、と実際の会場さながらの多様な建築物が完成しました。
イタリアパビリオンを忠実に再現するために会場とパビリオンを往復する方や、二日間かけてオリジナルパビリオンを完成させる方もおり、参加者の熱量と創造性に圧倒されました。
そして、iPadを使ってパビリオンを3Dスキャンし、出来上がったデータを持ち帰ってもらいます。このデータはAR(拡張現実)という機能を利用することができるのです(ARについては説明が難しいのですが、ポケモンGOで使われている技術です)
8日のワークショップ終了後
9日午前のワークショップ終了後
パビリオンの数も増え、大屋根リングも少しずつ完成しています。
9日午後に完成した大屋根リング(200分の1の大きさ)の中にパビリオンを置いた様子がこちら
2日間かけて完成させたリングとその中に置かれたパビリオンを目の前にすると大きな感動がありました。
写真には写っていないのですが、この後ろにはモニターで色とりどりのオリジナルミャクミャクが映し出されていました。
偶然近くを通りかかった人がその様子に思わず足を止め、写真を撮る姿が多く見受けられました。
ワークショップが行われていない時間帯は他のワークショップに参加しました。
万博という大きな会場でイベントにゲストとして参加するだけでなくホスト役を務めることで、生徒にとっては想像以上の学びを得る機会になりました。