教育体験 出前授業「特別活動の教育的意義」
9月2日(月)、本校に大阪公立大学文学部の添田晴雄先生をお迎えし、3年生教育体験の授業にて「特別活動」をテーマにご講義いただきました。
講義の冒頭では、「特別活動って何だろう?」という素朴な問いかけから始まり、生徒たちが小学校・中学校・高校生活を通して経験してきた行事や委員会活動、清掃や生徒会活動などがすべて特別活動にあたることを確認しました。
また、学習指導要領に示される「特別活動」の目標として、他者と協働する力や課題を解決する力、自己実現につなげる態度を養うことが示されていることを解説いただき、学校を「小さな社会」として捉える視点も学びました。
その後は、特別活動の実際の取り組み動画を見ながら、児童が大きく成長していくところや、教師の働きかけなどを分析しました。
終盤には、エジプトで日本の特活が衆目され、取り入れられている事例なども紹介されました。
普段何気なく参加している活動が、実は人間関係の基盤や社会をよりよくする力、自分の人生を切り拓いていく力につながっていることを理解できる機会となり、生徒たちにとって大きな学びとなりました。
添田先生、貴重なお話をありがとうございました。