教育体験🌸西天満小学校へ実習にいってきました
2025年10月7日、教育体験の授業を選択している教職教育コースの3年生が
西天満小学校に実習に行かせていただきました。
3年生は、6月に見学、7月に体験実習1回目、と今回の訪問が3回目です。
実習では、班ごとに授業を考え、40分の授業をさせていただきました。
この日のために、授業の目標設定、計画、準備、リハーサル撮影、録画を見ての振り返り、班での修正...と、さまざまな準備を重ねてきました。
実習では、小学2年生に授業させていただき、
元気いっぱい、全力で授業を聞いてくれる姿にたくさんの気づきをもらいました。
高校生の感想を紹介します。
先生として前に立って説明するのにも一苦労だなと思いながら他の班の人の授業を見学していた。
いざ自分が前に喋る時になって、静かに前を向いて座ってもらうように指示する大変さを身に染みて感じた。
これをいつもは先生一人でこの数の児童に指示していると考えると本当に小学生の先生は気力もいるし体力もいるし大変だなと感じた。
前で話している時はすごく緊張して上手く話せるか不安だったけれど何とか詰まりながらでも大きい声で話せたと思う。
ゲームしている所をまわっているとみんなすごく笑顔で楽しんでくれていて自分まで楽しめた。小学生が楽しめるように工夫を考えたり経験したり貴重な体験ができて良かった。
ジェスチャーゲームをした時、どんなジェスチャーをしたら良いのか困っている子を見つけました。
別の子にせかされてしまい、高校生の私は、声をかけれなかったのですが、隣にいた児童の男の子が、(その困っている子のために)代わりにジェスチャーをやってくれていました。
その時、自分はヒントを出してあげたりと手助けができたなと反省し、同時に、その男の子の優しさ、成長に気づけました。
自分は前回よりも班の様子を見て行動ができなかったとように感じました。
生徒の様子に気付けていても行動できなければ意味がないと思うので、積極的に接していけるように改善していきたいと思いました。
この実習の目的は、小学生との交流を通して、教える立場から学びを深めることにあります。高校生が「教える」経験をすることで、表現する力や伝える力、相手の立場に立って考える力を育むことをめざしました。
高校生たちは、児童の素直な反応や柔軟な発想に触れ、「教えることは学ぶこと」であると実感しました。説明の仕方や声のかけ方、時間配分など、実践を通して多くの課題と成長の手がかりを得ることができました。
小学生の創造性やエネルギーから多くを学び、教育の現場での「対話」の大切さを感じた実習となりました。
今回の経験をもとに、今後は実習の記録や振り返りを整理し、児童との関わりから得た気づきを言語化していきます。実習を受け入れてくださった関係者の皆様、ありがとうございました。
↑帰り際に、高校生が児童からもらった!と見せてくれました🌸