16時過ぎに那覇空港に集合した1組から6組の生徒たちは、出発までの時間を空港内の売店やお店でそれぞれに楽しみながら過ごしました。
友達と最後のおみやげを選んだり、大きな空港の雰囲気を味わいながら搭乗口で休んだり、それぞれの過ごし方で大阪への飛行機を待ちました。



那覇での出発は機内都合のため、約40分ほど遅れることに。
機内では、旅の疲れが出ている生徒が多く、静かに離陸を待ちました。


この旅最後の飛行機です。

飛行機は大きな揺れもなく伊丹空港に到着。
到着後は、それぞれがスーツケースを受け取り、クラスごとに担任の先生から帰宅に関する連絡を聞いて解散となりました。


旅には「旅は道連れ、世は情け」という言葉があります。
初めての土地での時間は、一緒に行動する仲間や、そこに暮らす人々との支え合いが豊かな旅をつくるという意味です。
実際、旅の途中では天候や体調、スケジュールの変更など、思い通りにいかない出来事も少なくありませんでした。
慣れない環境での生活は、自分自身のペースだけでは進まないことも多く、周囲に合わせたり判断したりする場面がたくさんありました。
しかし、思うようにいかない状況の中で、それでも挑戦したり、頑張ってみようとする時、成長があります。
うまくいかない瞬間にこそ、自分の中の新しい力や柔軟さ、仲間への思いやりが育ちます。生徒たちは互いに声をかけ合い、励まし合いながらその場を乗り越えていきました。
仲間と楽しく三泊四日を過ごした人もいれば、集団生活が続くと、一人きりになれない環境や緊張に苦しんだ人もいました。そうやって、自分を知ることが大人になるには大事な経験になると思います。
この旅で得た経験が、これからの学校生活や日々の学びを支えてくれることを願っています。
修学旅行の実施にあたり、ご協力くださった保護者の皆さま、関係者の皆さまに深く感謝申し上げます。
そして生徒のみなさん、本当にお疲れさまでした。

また新しい日常へ、気持ちを新たに歩み出していきましょう。まずは、土日、ゆっくり休んでください。