教員向け生成AI研修を実施しました💻
12月5日(金)より2学期期末試験が始まり、午後からは教職員向けの 生成AI研修を実施しました。
Google のパートナー企業の講師の方をお招きし、主に Google の生成AIである Gemini の基本的な使い方、活用上の留意点、そして教育現場での具体的な活用法について深く学びました。


研修では、同じテーマでも「指示の言い換え」で回答が大きく変化することを実際に試しながら体験。
目的を明確にし、条件や対象を具体化するほど、より精度の高いアウトプットが得られることを、教員同士で実感しました。
今回特に注目を集めたのが、Google の機能の「Gem」、「Deep Research」、「Canvas」
「Gem」は、特定分野のエキスパートBotを自分で作れるのですが、役割を与えれば、面接官・コーチ・学習支援者として活用することができます。
「Deep Research」 では、大量の情報を体系的に整理してまとめることができ、
「Canvas」 は、コード生成→Googleサイトに貼り付け → オリジナル学習アプリを自作できるそう。AIの進化を感じるとともに、活用するためには、自分なりの試行錯誤が必要不可欠だと感じる研修でした。
また、生成AIを授業・校務に取り入れる際に必要となる「安全性」や「活用の姿勢」について確認しました。
講師の先生からは、「この答えを教えて」よりも「この答えを導くための考え方を教えて」という指示の出し方が、学習支援として健全であるという示唆もありました。
今後も研修で得た知見を各授業や校務に活かし、よりよい教育環境づくりにつなげていきたいと思います。

