【公共】 パレスチナ紛争をテーマにしたディスカッションを行いました。
1年生「公共」の授業において、3学期にパレスチナ紛争をテーマとしたディスカッション型の学習を実施しました。
授業は、教員による事前レクチャーの後、生徒同士のディスカッションへと展開する構成で行いました。事前学習では、生徒一人ひとりに特定の立場(役割)が与えられ、それぞれの立場に基づいて意見の整理や作戦会議を行いました。「自分はどの立場に立ち、何を守ろうとしているのか」「相手の主張にどのように応答するのか」を考えた上で、全体ディスカッションに臨みました。
全体ディスカッションでは、どのクラスにおいても活発な議論が交わされました。
イスラエル側とパレスチナ側の主張は鋭く対立し、互いに譲らない状況のまま授業は終了しました。合意や和解に至ることはありませんでしたが、その結果は、現実の紛争が抱える複雑な構造を象徴するものでもありました。
学習を終えた生徒からは、
「どちらの言い分も理解できるからこそ、簡単に答えが出ない」
「一つの対応に決めることの難しさを感じた」
といった声が寄せられました。
今後の授業では、こうした紛争に対して日本はどのように関わるべきか、また、世界で起きている紛争という現実に私たちはどのように向き合うべきかについて、さらに考察を深めていきます。
対立の構造を知るだけでなく、立場や状況の違いによって価値観や判断が揺れ動くことを体験的に学ぶこと。
答えを導き出すことだけでなく、考え続ける姿勢そのものを育むことを、本校は大切にしています。

