夕食後、最後にウニの観察を行いました。早いものはプルテウス幼生(写真の少し角があるもの)まで発生が進んでいました。 ちなみに、写真の細胞の出っ張り部分がウニのトゲトゲになるわけではないので、ご注意ください。 そして、最後はスイカ割りと炎色反応(花火)を楽しんで、本日の実習コンプリートです。 さて、明日はいよいよ最終日。アドベンチャーワールドで生物観察です!
2025年7月22日アーカイブ
生物の同定の次は、山守先生による「海洋生物とウニの共生」についての講義を受けました。 皆、メモを取りながら、真剣に耳を傾けていました。 今回の講義は実習のまとめの要素もありました。学んだことをしっかりレポートにまとめてもらいましょう。 最後に、2日間みっちりとご指導頂いた山守先生に全員で感謝の言葉を伝えて、講義終了となりました。
昼休憩をはさみ、午後の実習が始まりました。 ウニの観察、ウニは原腸胚後期~プリズム幼生へと進んでいました。 そして、実習はいよいよ午前中に畠島で採集した生物の同定作業へ。皆、図鑑などを見ながら生物の種類を調べ、動物門ごとに分類していきます。
午前の畠島での生物採集が終了しました。 貝やカニ、ナマコ、ヤドカリなど、様々な生物を採集することができました。 再び京大の施設へ戻り、午後から採集した生物の同定と、山守先生の講義、ウニの観察を行います。 なお今回の生物採集は、特別な許可を得て行われています。中には採集禁止の生物もいますが、今回採集した生物はすべて、畠島の自然に帰されます。
本日の朝食は、トースト、スクランブルエッグ、ハッシュドポテト、玉ねぎの冷製スープでした。 今日の実習は、ウニの観察、畠島での生物採集と同定、山守先生の講義に炎色反応と盛りだくさんです。 しっかり食べて、実習に備えます!
おはようございます。 実習2日目の朝を迎えました。 昨晩は、夕食後も実習は続きました。 閉館後の暗い水族館では、生き物たちの夜の生態観察をしました。 またウニの発生実習では、さらに卵割が進んで、「桑実胚(そうじつはい)期」という状態になりました。