本日の3年生の総合的な探求の時間は、「ストレスとの付き合い方」をテーマに本校のスクールカウンセラーである真城先生に講話をしていただきました。
ストレスは、悪いものだと思う人が多いけれど、全部が全部悪いのではない。適度のストレスは自分のパフォーマンスを向上させるものである等、ストレスとはどのようなものかについてお話していただきました。
そして、自分のストレス反応の特徴を知るためのSRS-18というアンケートや自分のストレスの対処の仕方を知ることができるTACというアンケートをやってみました。このアンケートをすることで客観的に自分の姿を見ることができたのではないかなと思います。
また、ストレス反応には、「怒り」として出る人もいるため、「怒り」がどのように起こるのかについてもお話していただきました。自分の怒りをコントロールする=「アンガーマネジメント」、怒っている人の状態を知り、その人への対応の仕方にも役立つものでした。
最後に、ストレスがたまったときのリラックス法についても紹介していただきました。1つ目が「呼吸法」で1~3秒お腹の下の方まで息を吸い込み、4~6秒でゆっくり息を吐き出すという「腹式呼吸」です。2つ目は、わざといったん身体に力を入れてフッと力を抜く「弛緩法」です。どちらも簡単にできるので、いざという時に使ってみましょう。
本日の授業を通して、さまざまなストレスの対処法があると学びました。が、自分の頑張りだけでは解決できない問題もあります。そういった時は、解決できない問題だと諦める、責任をのがれる、専門の医療機関を頼るなどの対処法も必要だと教えてくださいました。
そして、今日この授業を通して、自分自身のことについても深く考えるきっかけになったと思います。卒業後、新しい環境が待っています。今回学んだことを活かして、それぞれの進路先でも活躍してほしいと願っています!