校長日記其の三百四十八~春うらら~
「春うらら」とは、冬から春へと季節が移り替わる時期をいうので、使い方としては適切ではないかもしれないが、ここ数日の寒さを思えば、「春うらら」という言葉を使いたくなるし、その雰囲気につられてスキップしてしまいそうになる(私のスキップなど誰が見たいか...)。
昨日は、新入生の本校制服の受け取り日。保護者の方々と一緒にまだまだなれない学校に戸惑いながらも、嬉しそうに制服を手にする。さてさて、自宅に帰って鏡の前でどんな顔になるだろうか。明後日の入学式には、少し大人っぽいすました顔で正門を通ってくるだろう...想像すると、にやけてくる。
制服の なじむ日を待つ 親子かな
今日の桜は、暖かい陽気に眠そうである。今日明日は、明後日の晴れ舞台を待ち、静かに寝ていてくれればいい。颯爽と登校する東高校新入生を迎えてくれるよう。