探究活動

☆なぜ探究するのか☆

 高校生の進路決定は中学生の時とは異なり、どの程度の学力があるのかだけではなく、自分が何を学びたいのか、さらには卒業後には「どう生きたい/在りたいのか」ということも見据えた選択になります。ですから、高校時代には一度は学力についてだけではなく、自分自身の思いや考え、社会的な課題についてじっくりと向き合う時間が必要です。また、より深く、幅広い見識から思考するためには、他者との「対話」が必要です。そのために、本校では様々な場面で「探究活動」をおこなっています。

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(1)「総合的な探究の時間」思考力・判断力・表現力の向上

◆1年生:社会を変える

1学期:問いを立てる練習「なぜ学ぶのか」(思考力の向上)

2学期:自分の考えを記述する練習「論理コミュニケーション」(表現力の向上)

3学期:探究のサイクルを体験「ソーシャルチェンジ」(判断力の向上)

図2.png図1.png図3.png図7.jpg図8.jpg図5.png

◆2年生:社会とつながる

★学科ごとの探究活動

①普通科:進路希望の学問分野から課題を発見し、社会とつながる
1学期:興味関心のある学問分野からリサーチクエスチョンの設定/文献資料に基づいた仮説設定

2学期:フィールドワークや実験を伴う検証

3学期:最終発表準備、成果報告まとめ

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②英語科:グローバルな課題解決を通じ、社会とつながる

1学期:興味関心のある問題(SDGsの目標など)から、課題設定/フィールドワークを伴う検証

2学期英語で表現し、世界へ発信

3学期:最終発表準備、成果報告まとめ

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③理数科(課題研究):科学的真理の追求を通じ、社会とつながる

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1学期:興味関心のある理系学問分野からテーマ設定/

    先行研究からから仮説設定

1~2学期:実験・データ分析に基づいた検証仮説設定

3学期:最終発表準備、成果報告まとめ

★中間発表会(10~11月、各学科ごと)

・外部有識者による助言から、探究活動をブラッシュアップ

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★生徒研究活動発表会(2月、1~2年全員参加の学校行事)

・生徒同士の相互評価も加わって自己肯定感が向上

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◆3年生:社会の創造に積極果敢に挑戦するための進路を実現する

・探究活動が高校と大学の学びをトランジョンへ

・大学で必要な学力を理解したうえでの学びへ

・意志ある希望進路の設定へ

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(2)「探究活動委員会」1・2年生で構成

・探究活動委員会が、生徒組織として探究活動の授業づくりに参加

・ワークショップ形式で、生徒研究活動発表会の形式、自分たちが身に付けたい力などを考えます。委員会の意見は授業や評価にも反映しています。

(3)E-ラボ

・授業だけではなくさらに探究活動を行いたい生徒たちをサポートするコミュニティ

◆チームシルクドソレイユ:「ピクトグラム」を活用したコミュニケーション改革を探究

・実際にフィールドワークやアンケートなどの調査から自分たちで作成したピクトグラムを万人の共通語として活用できるよう探究を行っている。

・立命館宇治高等学校主催「FOCUS」、関西学院大学主催「探究甲子園」出場

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◆チームダビンチ:難関国公立大学をめざすなかでの多様な学びを追究

・単に受験勉強をするのではなく、大学生、大学院生、社会人との交流を通じ、大学での学びを理解していく中で自分たちの探究活動・課題研究もブラッシュアップしている。

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◆ワールドユースミーティング

・ワールドユースミーティング実行委員会(日本福祉大学事務局)が主催する、国内、海外高校・大学と連携し、アジア各国の大学生・高校生による英語プレゼンテーションを中心とした国際交流イベントに毎年3~4チームが参加している。

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◆ACROSS

NPO法人ACROSSが主催するカンボジアの学生と日本の学生との交流プログラムに参加している。