英語科
英語科の目標
国際的な視野を持って論理的に思考し、行動できる人材を育成する。
1 英語を理解し、英語で表現する能力を養うことによって、国際理解を深め、国際協力の精神に富んだ人間を育成する。
2 英語で積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育てることによって、国際的な視野を広げ、公正な判断力をもった人間を育成する。
3 世界や我が国の言語・文化に対する理解を深め、これらを尊重する態度を育てるとともに豊かな心情を持った人間を育成する。
2 英語科の特色
1 専門科目の英語では、学習効果を高めるために少人数制を取り入れている。
2 3年生には進路希望に応じて、5教科型のAコースと文系3教科型のBコースを選択することができる。
3 英語LL設備があり、無線LANでインターネットに接続できる環境が整っている。
4 オーストラリア・ニュージーランドの姉妹校に短期研修旅行ができる。(新型コロナが終息し、相手校が受け入れ可能になった段階で再開する。)
5 実用英語検定など、各種検定の受検やスピーチコンテストへの参加を積極的にすすめている。
6 英語の運用能力を効果的に身につけさせるため、1クラスを2~4分割し、異文化理解、ディベート・ディスカッション、時事英語などの科目でティームティーチングによる少人数制の授業を行っている。
7 NET(外国人英語指導員)が毎日2名常駐し、校内ではいつでも英語を話せる環境がある。
3 英語科の行事
(1) 英語実習
8月下旬に京都で、1年英語科の生徒40名が2泊3日の合宿を行っている。実習中、生徒は英語を使って学習活動や日常生活を体験する。学習活動では10名ずつ4つの班に分かれ、それぞれにNET1人、日本人教員1人がつき、生徒をサポートしながらプログラムを進めていく。 バラエティーに富んだアクティビティーを通して、英語学習に対する興味や意欲を高める。合宿後には、生徒の誰もが、英語力が少しずつ向上していることを実感する。さらにこの合宿を通してクラスの親睦も深まる。
(2) 文化・語学研修
福島県岩瀬郡天栄村にある「パスポートのいらない英国」と呼ばれているブリティッシュ・ヒルズで、3泊4日の文化・語学研修を実施している。そこには、中世イギリスのマナーハウス(荘園領主の館)を中心に、12~18世紀の建物が点在しており、イギリスで生活するような体験をすることができる。また、室内がハリーポッターの学生寮にも似ており、生徒たちをわくわくさせる。その中で、外国人講師による様々な英語カルチャーレッスンを受ける。Snowshoeingなどの、普段体験することのできないアクティビティーも準備されており、本当に有意義な研修である。
(3)集中ゼミ
2年生では、統一テーマを基に、4、5人のグループに分かれて各グループが探究のテーマを決定し、調査研究をする。フィールドワークやリサーチを通して得たデータを基に考察した結果を、パワーポイントなどの資料を用いて英語でプレゼンテーションする。また、テーマに関連した知識を深めるために、特別講師による講演会を実施するとともに、効果的なプレゼンテーションの手法についても学習する。
2年生集中ゼミ
2020年度のテーマ:Think Globally, Act Locally
2021年度のテーマ:Differences in Culture and Values between Japan and otherCountries
(日本と外国の文化や価値観の違い)
(4) 英語科講演会
外部から特別講師を招いて、様々なテーマの講演会を実施し、見識を深める機会を設ける。
(5) 芸術鑑賞
文化交流をするには、「まず自国の文化を知る」ことが必要である。日本の文化に対する生徒の知識や理解を一層深める目的で、歌舞伎鑑賞や文楽鑑賞などを行っている。