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校長日記其の三百五十三~傘の持ち様が気になる~

 造幣局の桜の通り抜けが、3年ぶりに開催されている。出張の際、横を通ったが、大勢の人でにぎわっていた。ただ、開催されていると勇んで出かけたものの、事前予約制のため、入場できない人がいるようで、天満橋駅付近では、警備員の方がその旨をマイクで知らせている。開催するにもひと手間ふた手間必要だ。

 そんな中、雨がぱらついてきたが、最近とみに気になるのが、傘の持ち様。以前は、当たり前?だが、傘の柄を持つのが普通だったが、最近は、傘の柄ではなく、柄から3分の1ほどのあたりをグッと握っている人が、なぜか多くなった。そうなると、当然傘は横になり、傘の先がまっすぐに後ろを向くことになるので、危険極まりない。傘を持っている当人に後ろは見えないが、場合によっては、小さなお子さんの目の位置にあたる。階段を歩いている時は特に危ない。以前から、個人的に気になっていたのだが、最近明らかに増えてきた。「歩きスマホ防止」や「ちょい止まりやめましょう」などの啓発ポスターを駅で見かけるようになって久しいが、そろそろ「傘の柄は持つためにある」とか「傘の横持ち禁止」などのポスターが貼られることを願う。

  雨止みて 傘の柄を持つ 佇まい

 後ろは見えないが、気を遣うことはできる。声かけが難しい世の中になったが、少しでも隣の人と声をかけあえればと思う。本日の日記が偉そうに聞こえたら、それも私の不徳のいたすところだが、東高校の日常に、周りへの気遣いや思いやりが見えたら嬉しい。