校長日記其の三百五十八~動きのある授業~
昨日はデジタル教材の罪に触れたが、本日は「功」の番。本校では、全HR教室にプロジェクターを設置し、授業におけるICT活用を積極的に進めている。なんでもかんでも使えば良いというものではないが、使い方によって効果的になる。
写真は国語と数学の授業。単純に板書の時間が削減でき、ポイントを拡大し、丁寧な説明が可能になり、生徒の集中力も落ちない。スクリーンに書き込みもできるため、臨機応変な対応も可能だ。先生方の創意工夫で生徒の取組も変わる。確かに、最初の教材作成には時間がかかるが、一度作成すれば、マイナーチェンジで済むことも多い。語弊があるかもしれないが、忙しい中、いかに楽に、生徒の心に火をつけるか、主体的に深く学ばせることができるかが大事である。
昨日より 生徒の瞳 輝かす
一方、英会話は実際に声に出すことが大切。私のように、心の中でこうではないか、ああではないかと、思いを巡らせている暇があれば、適当でも間違っていてもいいので、言葉にすることが大切だと思う。生徒を見ると、1年生でもすでに気心知れた隣の友人と少し照れながらも会話に取り組んでいる。英語を口にすればするほど上達するのは間違いない。楽しく喋ろう、東高生!