校長日記其の三百七十~親の心のありよう~
本日は、PTA進路講演会。進路指導主事から、昨年度の進路実績を始め、それまでの指導経過や生徒の進路に対する考え方から、来年度入試の動向予測、受験に対する心がけなどを保護者の方に語ってくれた。学校としては、保護者の方の不安を少しでも取り除けるようにしたいという一点である。ともに生徒たちに寄り添いながら、全力でサポートしていきたい。
進学に関する『数値』の話はさておき、『心』の話は、親の目線が欠かせない。お二人の卒業生の保護者の方に、「保護者体験談」をお話しいただいた。この一年のお話を聞いていると、その子どもさんの悩む顔や一歩進めない姿が思い浮かび、涙腺が緩んだ。卒業生二人とも、最終的に納得できる結果になって本当に良かった。何事も「笑って話せる」ことが一番幸せだ。
別途、配付資料にも、他の保護者の方の体験談が載っているので、少し紹介を。「受験はギャンブル」まさに、そのとおり。「なぞの自信」昔、皆さんにもあったはず。「大学は、たくさんのお金を払わそうとしている」あながち遠からず。「東高校で、良き指導者と友人に出会えて良かった」「卒業後まで、勉強する環境を用意してくださいました。本当にたっぷりお世話になりました。」何とも嬉しいお言葉。「大学に入学後、英語クラスを決める試験で、予想より上のクラスに入ることができました」実は、こういうこと(大学入学後に発揮できる力)が最も大切。
さぁ、大学は増えるが、少子化は進む。大学全入時代は、すぐそこにある。勉強しなくても、大学に行ける時代に、なぜ勉強してまで行くのか。その答えを見つけてほしい。しんどい時や悩んだときは、遠慮なく親や先生を頼ればいい。頑張れ、東高生!
陰となり 日向となりて 親の愛
保護者の皆様、本日は、ご参加いただき、ありがとうございました。