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校長日記其の三百七十九~働く姿を想像する~

 先日の厚労省・文科省の発表によると、この3月に卒業した大学生の就職率は95.8%だったという。前年から0.2ポイント減となった。昨年はコロナ禍により採用環境が悪化したため、前年比2.0ポイント減と大幅に落ち込んだが、今年は少し低下したが、何とか持ちこたえたようだ。

 男女別では、男子が94.6%で女子が97.1%。文理別では、文系が95.4%と低下した一方で、理系は97.4%と前年比1.5ポイント増となった。就職に詳しい方の話によると、「大手、中堅企業では採用に積極的であり、特にデジタル関連人材のニーズは非常に高く、理系学生の需要は高まるだろう。」とのことである。

 今の3年生が大学を卒業するのはスムーズにいって令和9年3月。その頃には社会がどうなっているのか。今の傾向と同じか、それともまた大きく変化しているのか。大学選び、学部選びも、数年後の自分の働く姿を具体的にイメージしながら検討してほしい。今の流行りがいつまでも続いているわけではない。コロナの行く末を見届けるのにはもう少し時間がかかるだろうが、情報を取捨選択して生きる道を見つけよう。

  就職に 残り福など 期待せぬ

 バトン部がバトンも旗も横に置き、ポンポン?(正しい名前かどうか...)を一生懸命手作りしている。ダンス部は、鏡で自分の姿を確認中。剣道部は、いよいよ気温も高くなる中、集中と気合の素晴らしい声。将来も大切だが、たった今も、生徒たちのかけがえのない大切な時間だ。日々充実、東高生!

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