校長日記其の三百八十四~ラスト一週間~
5月23日(月)から3週間(一部は5月30日から2週間)の予定で始まった教育実習も今週で終了。それぞれがこれまで10数回の授業を経験。「教材研究に時間をかけたにも関わらず撃沈しました」と言う実習生もいれば、「なんか雰囲気が良くなって、達成感を感じました」と悲喜こもごも。教科はもちろん性格も違う実習生。それぞれの強み弱みがわかればそれもよし。
また、先週から、教育実習生の在籍する大学の担当教授の方が、実習生の授業見学に来られている。皆さん、優しく見守っておられるが、実習生はさらに緊張している様子。でも、やはり人は見られることで成長する。自己満足で終わらないためにも、多くの方にご覧いただき、評価していただくことが必要だ。今週はそれぞれに研究授業が予定されている。厳しい目も大切だ。しっかり見ていきたい。
本日7限は、2年生のLHRを活用しての、『先輩講座』。実習生が東高生の先輩として、これまでの経験や大学生としての生活を語る。先生よりも年齢が近い分だけ、生徒たちの心に響いてほしい。
先輩の 自慢も恥も 磨く石
一方、昨日の私は、先週の勝利により、女子バレーボール部の春季大会2次予選。2回戦の山田高校に勝てば、午後から3回戦、という予定だったが、健闘むなしく2セットを先取された。2セット目は、あと1点でデュースというところまで迫ったが、23-25で惜敗、涙をのんだ。私自身は、たった二週間だったが、ひたむきにボールを追う部員たちに胸が熱くなったし、彼女たちの一生懸命さを間近で感じることができた。自分には何もできることはなかったが、なかなか濃い二週間だったと感謝している。新チームも応援したい。あ、そうそう、彼女たちには何もできなかったが、昨日は諸事情により、先週の副審に引き続き、何と2試合も主審を務めることになった。バレーボール界には確かに貢献できたが、実際なかなかファンキーな世界である。