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校長日記其の三百八十七~「町たんけん」に負けぬ思い~

 5月30日(月)、桜宮小学校の2年生たちが、「町たんけん」の取組として、東高校を訪れた。学校行事や本校の特色ある教育活動の動画を見たあと、担当の先生にいろいろ質問をしてくれた。できれば、本校生にも会ってほしかったが、時間の関係で会えなかった。

 そのお礼の手紙が届いた。小学生たちの字は、決して上手ではないが、心を込めて丁寧に書いていることがしっかり伝わる。また、それぞれの紙はいろんな色で装飾されている。相手を想う気持ちが嬉しい。これを機会に、8年後には東高校に入学してくれれば...とは大人の打算。

 一方、東高生は、探究活動にて、私をインタビュー。2年英語科の志ある4名が「バリアフリー」をテーマに、東高校にエレベーターをつけるべく、立ち上がろうというわけである。「なぜ、東高校にはエレベーターがないのか」という疑問から、現在の大人の動きや、どうすればつけられるようになるのかなど、生徒の純粋な思いをぶつけてきた。熱い思いには熱い気持ちで応えなければと、私なりに一生懸命応えた。4名も次の行動に移ろうと、勇んで校長室を出て行った。彼ら彼女らの今後の探究が楽しみだ。疑問や課題はそこら中に転がっている。気づかずに通り過ぎるか、気づいて拾い上げるかは大きな違い。がんばれ、東高生!

  彼らの目 思い立ったが 吉日よ 何もせぬより 一歩進まん