校長日記其の四百三~戻り梅雨~
各地で熱中症が起きている。先日は、2歳の女の子が自宅に放置され、熱中症で亡くなった。何を述べても他人事になってしまうが、誠に痛ましい限りである。一家でUSJとは、何とも腹立たしい。この日記では、マイナスな話は極力避けているのだが、物言えぬ子どもの代弁としてお許し願いたい。
先週の猛暑日とは異なり、雨が続いている。台風の影響だが、「戻り梅雨」や「返り梅雨」と呼ぶものか。少々暑すぎる日が続いたので、少しの雨なら許せるが、奇しくも、昨日は1年前の熱海市の土石流災害の日。同じ雨でも、地域によっては恵みの雨とは到底呼べない。ご冥福を祈る。
そのような雨の日も、救いは、登校時の色とりどりの傘。私の中で最近目立つのは、口で説明するのは難しいが、落ち着いた二色の大きめの傘。意外に少ないのが、折りたたみ傘。鞄に収まるので私は長年愛用しているのだが...。それでもテスト2日目ということで傘を持つもう一方の生徒の手には雨に濡れた単語帳やノートが。いい意味であきらめの悪い生徒たちだ。せめて登校時間は雨も止んでくれればいいのに...。しぶとく頑張れ、東高生!
テストこそ 戻り梅雨でも なくならぬ
明日明後日は、真東に移動するとみられる台風4号に備えていただきますよう...。