校長日記其の四百十九~チーム学校~
昨日は、スクールカウンセラー(SC)の話をしたが、今年度、大阪府立となり、本校にもスクールソーシャルワーカー(SSW)が配置された。生徒や保護者の相談を受けるのはSCと同様だが、主に「傾聴」を主とするSCに対し、SSWは外部機関との連携が主となる。
具体的には、生徒の学校生活や進路実現に関するえている事情や、様々な不安や悩みに対し親身になっていただき、学校だけで解決できない部分について、関係外部機関につなぐことで適切に対応していただいている。生徒思いで非常にフットワークが軽く、信頼できる方だ。以前の勤務校でも、様々な事例に対応し、生徒が学校生活を継続できたことや、経済的な面で大学進学をあきらめていた生徒が、関係機関から援助を受けられるようになり、無事に大学に進学できたことなど、大げさではなく、生徒の人生を変える力を持っている。
昔のように、学校のことは学校だけで解決するのではなく、生徒の実情に応じて、地域や企業、大学との連携をはじめ、必要に応じて国や役所等の支援を受けながら、いわゆる「チーム学校」として、より効果的に、よりスピーディに対応することが必要であると実感している。まだまだ不十分ではあるが、開かれた学校、周りから信頼される学校づくりに努めたい。
まず相談 君の一歩を 後押しす