校長日記其の四百二十二~ARであーる~
昨年、facebook社が、社名を「Meta」に変更し、これからは「メタバース」の世界が進むと世界に知らしめたが、実際「あつ森」にはまっている人が、どれだけ自分が「メタバース」に接していると認識していただろうか。個人的にはリアリティど真ん中の人間で、ゲームや仮想現実とは縁遠いため、すんなりイメージできないが、要は、現実とは別の基本的に悪意のない居心地の良い空間があって、いつでもそこに入り込み、幸せな時間が過ごせるのだろうと理解している。当然、作り手によって、事件やハプニングが求められる場合はそれに応えることもできるだろうが、どちらにしても、現実にはない楽しさや満足が得られるということだろう。
メタバースのような仮想世界に自分が入り込んだような気分になれるのが「VR(仮想現実)」で、現実の世界の中に少し非現実の人や動物を入れ込む『ポケモンGO』は「AR(拡張現実)」か。すでに、多くの観光地では、ARを活用した地元紹介などを始めているようだが、東高校でも、ARを使ってスマホを中庭にかざすと楽しく昼食を取っている生徒たちが映るとか、教室をかざすと授業風景が見えるとか...と、あながち夢ではないな。楽しくなってきた...勉強せねば。何なら教えてくれるか、東高生!
夢を見て 真似ることから 事始め 学び達する パクリと呼ばせん