校長日記其の四百三十五~夏の成果を試すとき~
本日、本校を会場として、3年生を対象に、河合塾主催の全国統一共通テスト模試を実施した。約280名が受験し、この夏の勉強の成果を試した。各自の進路により、受験科目の内容も数も異なるが、来春の進路実現に向けて、今の自分の立ち位置を把握できる貴重な機会だ。
先日、河合塾の方とも話していて、模試を何回受けようが、その結果がよかろうが悪かろうが、あくまでも「途中経過」である、ということだ。得意不得意はあろうが、自分の限界など、17歳や18歳で分かろうはずがない。昨日まで解けなかった問題が、コツをつかめば面白いように解ける、という体験はざらにある。努力が実るという保証はないが、勉強ほど努力が直接生きることもそうはない。
高校生は、潜在能力の塊である。それがいつ発揮されるかは、自らの意欲やエネルギー、あるいは外部からの強い刺激に寄るが、要は目標を持ち続けることが大切である。いわば「あきらめない」こと。本日の結果は1か月後あたりに出るとのことだが、すでに1か月後の君は、今日の自分をはるかに越えているはず。信じて頑張れ、3年生!
採点の 結果を見るは 未来の君 過去の君をば 笑えばいいさ
理科・社会が得意な生徒にアドバンテージはあるが、何といっても、大学受験においては、まずは英国数の3教科の頑張りが明暗を分ける。得意不得意を忘れて取り組むのみ。頑張れ、頑張れ、東高生!