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校長日記其の四百三十六~高校生の可能性、天井知らず~

 本日、東高校の2学期が始まった。他校に比べて少し短い夏休みだが、この間、本校の生徒たちはここぞとばかりに勉強や部活動など、それぞれの取組に汗を流しており、私自身は彼らの貪欲さに脱帽である。

 そんな中、巷では、昨日の甲子園で春夏連覇を狙う大阪桐蔭高校が下関国際高校に敗れた試合について、大きな話題となっている。中には「見事なジャイアントキリング(番狂わせ)」とまで書かれていたので、あらためてニュースや動画で試合を確認したが、いやいや「ジャイアントキリング」どころか、故野村克也元監督の名言「不思議の勝ち」でも何でもない。昨日に限っていえば、下関国際高校は「勝つべくして勝った」と私は思う。逆に、大阪桐蔭高校が勝っていたとしても、それも「勝つべくして勝った」と言う。要するに、どちらもやるべきことをやった結果なので、どちらが勝とうが「まぐれ」でも「奇跡」なく、必然ということになる。

 甲子園に限らず、勝負については、「たら」「れば」がつきものだが、振り返ってもう一度その時に戻れば、結局同じ選択肢を選ぶだろう。仮に違う選択肢をとる可能性があるとすれば、その時点よりもさらに過去に戻って、自分自身の取組を大きく変えることが必要になる。一時の行動をとらえてどうこう言うのではなく、そこに至る経緯を含めて考える必要がある。

 こんな私の自論はさておき、昨日の試合に関する一般の方の様々なコメントを見ると、多くの方々が、マスコミの記事に惑わされることなく、しっかりと「正しい目」で見つめておられることにホッとする。

 甲子園などの大舞台に出場できずとも、高校生には、日々の授業や部活動、学校行事などへの取組において、自分が成長できる機会が山ほどあり、それぞれテストや発表など、成果を確認、披露する場もある。その成功や失敗の積み重ねが、いざという時の力になる。大人になって、何かチャンスが巡ってきたときに、いかにため込んだ力を発揮できるか。東高生の潜在能力、可能性に期待する。頑張れ、東高生!

  言っとくが 番狂わせとは 言わせない