校長日記其の四百四十七~受験突破に向けた課題~
何度となく取り上げている共通テストについて、Benesseの調査によると、今後の対応が必要な課題として、「数学」「英語」の両科目の『全体的な読解量の多さ』があげられている(数学78%、英語68%)。それを裏付けるように、結果がよかった生徒の特徴は『読解力が高い』が1位となっている。
皆わかっちゃいるが...というところで、それこそ読解力を向上させるためには、時間が必要だ。それよりも目の前の英単語や年号、人物、事柄を一つ暗記する方が実益に繋がる気がして、ついついそちらを優先してしまう。
国語では、読解力は当然として、『複数の文章や資料を比較・関連付ける問題』が課題であるとのこと。多角的、総合的に考えて解く問題が主流になった証。要は最適解を見つけ出し、さらにそれが上手く伝わるように記述しないといけない。
大学受験とは全く無縁に見える、朝の挨拶の上手さ、スピーチのアドリブ、質問に対する適切な返し。このような雑多に見えて実は対人関係を大切にする行動が、実は共通テストの得点を左右するという説もある。信じるか信じないかはあなた次第。
毎朝の 生徒の目を見て しぐさ見て 乗ってるあの子 無理するあいつ
日々、自身の行動を振り替えること。頑張れ、東高生!