校長日記其の四百五十四~遅刻、アカン!~
大阪には、駅のホームに「痴漢、アカン!」というこれ以上ないほどわかりやすいポスターがみられるが、今週は『遅刻防止週間』。もちろん、遅刻は年中アカンのだが、あえて今週は特にアカン!と、生徒の意識を高めている。そのせいか、とりあえず、初日の今日、8時30分過ぎの生徒は見かけなかった。
最近は、LINE等で簡単に連絡できるので、数分遅れるくらい、連絡すれば大丈夫だという風潮が無きにしもあらず。昭和人間には、イライラが募るばかりである。とはいえ、仕事や会議が重なった場合、優先順位もあるので、一方の会議に遅れうこともある。その場合も、仕方がないこととはいえ、「遅参してすみません」と"悪びれる"態度が必須になる。人間は感情の動物なので、態度ひとつで、どうしても許せるのか許せないのかが出てくる。小さなことの積み重ねで信頼関係が生まれたり、壊れたりするのである。
と、かくいう私自身も自分では心がけているつもりでも相手や周りにどう映っているかはわからない。失礼な態度で接していることもあるかもしれない...慙謝。
ともかく、時間を守るというのは、大事な礼儀の一つであることには違いない。
待たすより 待つを選びて 心凪ぐ