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校長日記其の四百六十八~喉元過ぎれば...~

 先の日記に、暑い夏は冷たいアイスコーヒーを身体が欲するというようなことを書いたが、体に優しいのは「常温」だ。そう言われても、身体が欲するのだから仕方がない。一方で、常温飲料を望む声が結構あるそうで、ある会社は常温飲料の自動販売機を設置している。事実、女性の「冷たいと水滴でカバンの中が濡れる」「(冷たいと)体が冷えすぎる」という声が多く寄せられており、一定の需要があるらしい。

 現在、日本人の基礎代謝は、運動不足等により、数十年前と比べて低下していて、体温も低下傾向にあるらしい。そのため、冷たい飲料の飲み過ぎには注意すべきだという。また、冷たい飲料は口当たりが良いため、ついつい飲み過ぎて、お腹を壊してしまうこともある。喉元過ぎれば何とやら...で、食道や胃自体は痛みや熱さを感じる知覚神経が少ないのでさほど熱さは感じないらしいので、逆に自覚のないまま、お腹を壊すのかも...。

 しかし、高校生にとって、部活動で汗を流した後の冷たいスポーツドリンクやお茶は、生き返る心地がして、また頑張ろうと思えるのは確か。休憩時、気持ちよさそうに水筒で飲んでいる姿はそれだけで絵になる。飲み過ぎには注意して、元気に励んでほしい。

 若い頃、「夏に冷たいものを食べ過ぎると、冬に髪の毛が抜ける」という噂を笑いつつ、アイスやかき氷をたくさん食べていたのを思い出す。あの噂はあながち嘘ではないらしく、髪の毛はタンパク質でできているので、冷たいものを食べると、胃腸の機能の低下につながり、栄養の吸収が悪くなり、結果的に髪の毛が抜ける可能性があるとのこと。気心しれた友人の誰かと、試しに食べまくって冬の結果を見たいという気もするが、友人の中には、すでに頭には先立つものがない者もいるし、今となっては、私自身にもその勇気はない。

  虎の子の 一本一本 櫛でとく