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校長日記其の四百七十一~「特異日」も今は昔...?~

 以前は「晴れの特異日」と言われていた10月10日。エビデンスが必要と、手っ取り早くネット検索で調べてみた。あくまでもその表の範囲の『お天気マーク』によると、1961年から1990年までの30年間、雨マークがない。1991年の一時雨を挟み、また2000年まで雨は降らず、2001年にようやく終日、雨マークとなっている。つまり、1961年から2000年までの40年間で雨が降ったのは、たったの2回。そして、2005年の一時雨を含めても、2017年までの57年間で雨が降ったのは、たったの3回であり、この結果からは「晴れの特異日」であると言ってもよい。

 ところが一転、2018年からここ5年間を見ると、雨マークは2018年、2020年、2022年の3回と5分の3で雨の日の方が多い。なるほど、現在の感覚としては「天気が悪い」というイメージが強くなった。

 過去はさておき、この3連休は、生徒たちにとっては中間考査中。『晴耕雨読』で、さぞテスト勉強に励んだであろうと、登校してきた生徒たちに「よー勉強できたやろ?」と声をかける。「実はそうでもないんですぅ...。全然集中できないんですぅ...」と、なぜか最後の「ぅ...」に力をこめる。そう言われても困るぅ...。「とにかく、テストはやってくる。頑張れ!」と、いつものセリフを伝える。今日はすがすがしい天気になったが、明日もテストが続く生徒にとっては、天気が恨めしい様子。今日の晴れた空のように、満足した結果が得られますように、頑張れ、東高生!

  特異日を 得意日にして 満面や