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校長日記其の四百七十五~生徒自治の志~

 本日、朝のホームルームの時間に、後期生徒会役員選挙として、生徒会長、副会長立候補者の演説および選挙を、放送で行った。

 会長・副会長ともに、2年生二人が立候補し、自らの決意を一生懸命語った。4名とも、「東高校をもっとよくしたい」「学科間の交流をより深めたい」「長くコロナ禍で過ごした上級生に何か残してあげたい」と、東高校や上級生、下級生への熱い思いを具体的な施策とともに伝えた。私もすぐそばで聴いていて、生徒自身が学校を良くしていきたいと迷いなく話している姿に心が動いたし、教員側としてできることを生徒と一緒に築き上げていかねばと、あらためて感じた。

 即時投票、午後には開票結果が公開され、後期生徒会長、副会長が決定した。落選した2名も決して思いが伝わらなかったわけではない。書記や会計など、他の役員として力を貸してほしいと思う。

 今年度4月、生徒たちには『3C(Challenge・Connect・Change)』を意識するよう話した。体育大会や文化祭、普段の学習においても、それを実践し、形にしてくれていると感じる。生徒同士が、同じ目的をもって、協働活動を継続することで、達成感を味わい、チームとしての団結心を実感する。生徒会長・副会長を中心に、多くの生徒を巻き込み、皆が『自分事』として、物事を考え、何かできることはないか探り、周りと歩調を合わせながら、東高校をよりよくしてほしいと願う。今日の4人の、純粋に東高校を愛する気持ちと、強い志に期待する。頑張れ、東高生!

 次代立ち 季節外れの 東風が吹く