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校長日記其の四百八十七〜授業を見る目、大歓迎〜

 本日は、保護者の方々への授業公開日。5・6限の授業を自由にご見学いただく。午後には、PTA中間決算総会が開かれることもあり、多くの保護者の方々が参加された。実は、1学期にも公開授業を検討していたが、コロナの感染拡大が懸念されることから、残念ながら実施できなかった。

 学年でいうと、やはり1年生の保護者の方が最も多かった。高校の授業とはどんなものであろうかと真剣な表情で見学されている。ご自身の子どもさんの様子も心配そうに見ておられるが、言わずもがな、授業そのものがどんなものか...、生徒のニーズに合ったものか、2年後の新大学入試を見据えたものか、教員の個性とともに、いわゆる『人間観察』をされている。

 今では珍しくもないかもしれないが、全HR教室にプロジェクタを設置し、パワーポイントやデジタル教材、写真や動画などの映像を積極的に活用して授業を行っている。とはいえ、プロジェクタを使えばいいというものでもなく、いかに生徒の心を掴むか否かが大切である。そのツールとして、上手くプロジェクタを活用すれば良し、教科書一本で生徒を魅了できればそれもまた良し、である。

 教師を志してから、「左手に教科書、右手にチョーク」で、例えば、小説の読解を独り言のように語ることで、生徒を引き込み、集中させ、あっという間に50分が過ぎる...生徒の「え?もう終わり?」という声を聞いて、「今日は勝った...!」と心のなかで自分を褒める。そんな授業をめざして取り組んできた。おかげで、「勝った...!」と思った時も何度かあったが、それこそプロジェクタの登場により、パワーポイントや映像を使ったときは、語りだけの時にはなかった生徒の目の輝きに驚いたものだ。

 確かに、私自身、理想とした授業はある意味「神」的に存在価値はあると思う。要はそれだけ実現するのが難しいということ。それに対して、教材を作成する時間や苦労を横におき、また、多くの先生方からの誤解やご指摘を恐れずにいえば、プロジェクタを活用した授業というのは、実に「楽」なのである。生徒は先生の話を聞きつつ、それを見て理解する。次はどんな『絵』を見せてくれるのか、と意欲が生まれる。長くなりそうなので端折るが、見せるものさえあれば、授業はしくじらない...はずである。確かに教材作成は面倒ではあるが、一度作ってしまえば、更新しながらずっと使える。

 私自身は、板書代わり、ノート代わりにパワーポイントを使用していた。さきほど「楽」と言ってしまった。私を含めて凝り性には、こうした方が、ああした方が、とグレードアップにキリがないのが、どうも玉に瑕である。

  ICT 次から次へと 脳刺激 年に似合わぬ カタカナ増える

 そんなオッサンを横目に、生徒たちは難なくChromebookを手懐けている。お見事、東高生!

〈保護者の皆様へ〉 本日は、お忙しい中、公開授業にお越しいただき、また、関係の方々にはPTA中間総会にご出席いただき、ありがとうございました。教員一同、授業に関する研究を重ね、生徒が主体的に学ぶ授業を今後もめざしてまいります。