校長日記其の四百九十五~心晴れやかに、来春を待つ~
本日、快晴のもと、東高校の第2回オープンスクールを開催することができた。午前中の公開授業からたくさんの方が来校され、教室の廊下から授業を真剣に見学しながら、親子で会話する姿が見られた。一人で来てくれた中学3年生もいて、次から次へ教室を周りつつ、本校の「生徒サポートスタッフ」に積極的に質問する様子も見られた。前回から開始した「中庭ライブ」も短時間ではあるが、たくさんの観客にご覧いただき、大きな拍手に包まれた。部活動の生徒たちも、コロナ禍で、なかなか校外の方にお披露目する機会がなかったので、ここぞとばかりにエネルギーを燃やしていた。
もっと英語科にも興味を持ってほしいとの思いから、英語科体験授業も特別に実施した。前置詞の学習ということで、少し難しいのかなと思っていたが、参加した中学生の目の色が変わっている様子を見て、ほっとした。最初は難しいと思うことも、一歩踏み出せば、意外とできることに気づく。それが一人ではなく、グループやクラスみんなで取り組めば、さらに意欲も出てくるもの。英語科は1クラス40名で3年間しっかりと英語や外国文化と向き合うので、確実に正しい国際感覚が身につく。ぜひ、東高校で新しい自分を見つけてくれることを願っている。
と、本日の話はここまでにして、昨日の話。本日のオープンスクールの資料を生徒サポートスタッフが準備していたところ、一人の生徒が担当の教員に「今、私がこうして準備していますが、去年、私が参加したオープンスクールの時も、こうして先輩たちが準備していてくれたんですね」とポツリ。小さなことだが、そこに自分で気づいてくれたのが嬉しい。涙ちょちょぎれるとはこのこと。やるなぁ、東高生!
見えずとも 何気に気づく 縁の下
オープンスクールに参加された中学生、保護者の皆様、本日はどうもありがとうございました。来春、心よりお待ちしております。