校長日記番外編〜修学旅行記「富士の細道」其の十一〜
それぞれの体験学習を終え、2日めの夕食。昨日に引き続き、おかずがたんまり。メインは鉄板ハンバーグにヒレカツとズシッとお腹に響く肉食系。全体は洋食の空気を醸し出している中に、一見、和食の一品である茶碗蒸しがある。が、スプーンですくって口に入れた瞬間、生徒も含め、数人が同時に声をあげた。「これ、グラタンやん!」そう、実はこれも洋食の一品、おいしいグラタンであった。
夕食後は、最後の夜にあたって、明日の連絡とちょっとした『お話』。担任団の一人から、単なる旅行ではなく「『修学旅行』である意味をもう一度考えよう。昨日のレクリエーションは個人旅行では絶対にできないし、あの感動も味わえない。この経験を生かして、3年生になってほしいし、また、いろんな人と共感してほしい。」との力説に、生徒も真剣な表情で聴いていた。
明日は、富士急ハイランドに、生徒曰く、「攻めに行く」らしい。安全安心第一に、ほどほどに攻めるがよい。今日は今日、明日は明日で、みんなで時間を大切にしていい時間を過ごそう。明日は晴れ予報。待ちに待った富士山との出会いに期待する。
満を持し きっと白富士 高笑い